2013年6月3日月曜日

ホイールクランプ&リアメンテナンススタンド

出かけようと思ったのですが,どうにも天気が悪いのです。
まだ雨は降っていないのですが,今にも落ちてきそうな雰囲気です。

なのでお出かけは諦めて今日はメンテナンスです。
チェーンが初期伸びしているので張り直します。


GSRはセンタースタンドが付いていないので,リアをメンテナンススタンドでリフトアップします。使うのはJ-TRIPのショートローラースタンドです。
ローラーが付いていて,軽い力でリフトアップすることができます。


ただ,V受けのスタンドは一人で使うのが怖いのです。
なぜならリフトアップするのに

1.バイクを左手だけで直立させる。
2.中腰になり右手でフックボルトにV字フックをかける。
3.スタンドを足で踏んでリフトアップ。

という手順を踏むのです。
この1と2の状態で気を抜くとフルバンク停車をしてしまう恐れがあるのです。
できれば二人で作業を行いたい場面です。

ただこのスタンドは,写真で見るようにV受けの金具に「穴」が開いているのです。
この穴に金属のシャフトを通し,アクスルを貫通させることで「2」の作業をする必要がなくなり,両手で「1」の作業ができるので,転倒の危険性が激減します。

このシャフトは「はじめて受けセット」として販売されていて,チェーンの清掃などの作業には威力を発揮します。しかしながら,アクスルナットを緩めないとできない作業には,残念ながら使うことができません。そのような作業では,やはりV受けでリフトアップしないといけないのです。V受けならば,このようにアクスルナットを回すことができます。


でもいつも支えてくれる人がいるとは限らないし,転倒の危険を冒してメンテをするのも精神的によくありません。

そこで登場するのがいわゆるホイールクランプ。
ETHOSデザインの「イージースタンドヘルパー」です。


これが大変優れもので,前輪をカシャンと乗せるだけで,サイドスタンドがなくても自立してくれるのです。これで上記の「1」「2」の転倒の危険から解放されるのです。これはスゴイ!
そして降ろすときは,リリースレバーが付いているので,それを踏むだけ。
バイクがスッと降りてくれます。


さらに,作業中に不意に降りてしまわないようにロックすることもできます。
このようにフックをかけてやるだけです。


実際の作業風景を動画で見てください。
ほんとにお手軽です。

ETHOS エトス /イージースタンドヘルパー
ETHOS エトス /イージースタンドヘルパー

Jトリップ /ショートローラースタンド
Jトリップ /ショートローラースタンド

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